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この日記には、政治へ臨む姿勢や活動、政策だけではなくて、 その折々にかんじたこと、時事放談、趣味、感性の発露などなど、 あべたくやの日々是新(ひびこれあらたに)の ”かたち”を 書き込んでいこうと思ってます。 きっとゆがんでたり、とんがってたり、いびつだったり、 へんな ”かたち” かもしれません。 でも、単純に楽しんでいただいたり、いろいろ考えていただいたり、 時には反論していただければ幸いです。


5月31日(月) 「皐月のおわりに寄せて」


 ホームページを開設してもうすぐ3ヶ月。当初は「日記毎日更新しても読んで
もらえないだろうなあ…」と思いながら始めたところ、予想をはるかに越えるご反響をいただき、稚拙な文章でたいした内容もないものも多いのでホント恐縮してしまう。
 試行錯誤をしながらも今後もがんばっていきますのでよろしくおねがいします。
あつかましいお願いながら、今後も"あべたくのかたち"をみなさんでいっしょにつくっていただきますようにお願い申し上げます。
 また、このわがままなホームページをフォローしてくれているKクンにも感謝。ごめんよーいろいろと。



5月30日(日)   「運動会」


 小学校の運動会に来賓として参加。
"この時期に運動会!?"と疑問に思うかたも多いでしょうが、宮口地区は
秋にお祭りとか地域行事が重なるために、近年はこの時期に開催しているとのこと。
季節的には気持ちの良い時期でいいなあと思っていたら、今日はいきなり蒸し暑い夏日。
開会式の最中も何人もの子どもが倒れてかわいそうだった。

 「運動会」でふと思い当たり、子どものころの「宝箱」を物置からひっぱりだすと、
あったんですねーこれが。小学校6年間で獲得したたった4枚のリボン。
当時は確か1等が黄色、2等が緑、3等が赤のリボンだった。黄色が1枚と赤が3枚。
うれしかったなー という感慨がわっと湧いてきた。
 今日も、必死に3番手争いをする子どもたちをみていて、
当時の自分に投影して30年前と同じグランドに佇んでしまいました。
思いでっていいなあ、と。
 今はリボンはないそうですが、"思い出"は「宝箱」に入れといて欲しいな、
と子どもたちにお願いしておきました。



5月29日(土)  「邂逅(かいこう)」


 本日、駿河青年会議所の30周年記念式典で蒲原町へ。
その駿河JCの仲間の縁で、この日記を読んでいただいている方にお会いした。
諸々のお話しをさせていただいたが、とっても強い思いをお持ちのご夫婦で、
そのお気持ちを我々のような若い政治改革への挑戦者に託してやろう、
という熱いモノがヒシヒシと伝わり、なんか自分自身の甘さが恥ずかしくなった。
「まだまだだ。もっとがんばらなきゃ」という思いを強くして退出した次第。
次回お伺いするときは、もっともっといろいろと勉強させてください!
よろしくおねがいします。楽しみにしています!

また、駿河JCの仲間はいつもながらあたたかい。
なにげない心使いをしてくれるだけなんだけど、それはこちらの心情にかなったことだったりすることが多かったりする。
ありがとうございます。
ほんとうにありがとう。
その一言に尽きる一日だった。
「邂逅」とは本当にいいものだ。



5月28日(金)  「じゃがいも」


 きのう小言を頂戴したので、朝出る前にゆっくり庭をみてまわる。
すると、花壇に周囲の花とはあきらかにちがう、らしからぬ力強い植物がはえている。
…・「うおー これじゃがいもだ!」
 1ヶ月位前、台所の穀物箱(私は独身時代から料理をするほうだったので、
根菜類は夏場以外は、映画にでてくるように、かっこつけて英字新聞を敷いて
専用の木箱にいれていて、それを結婚後も妻に強要した)をなにげなくのぞくと、
じゃがいもからおっきな芽が勢い良くのびてるのを発見。
 「もうこれは食べられないなー ホントにこんなになるまで放置しやがって」と、独りごちながらふと芽生えたイタズラごころ。「これ植えたら育つかな?」
 …で、花壇にころがしたやつが立派に育っていたというわけ。
ちょっと栽培時期ずれてるので、収穫できるか微妙だけどエライ楽しみ。
こーいうイタズラは愉しい。



5月27日(木)  「小言」


 「やることだらけだー」と突っ走っている毎日。
そこで妻にお小言をもらった。
「花壇に少しづつ花が増えてること気がついてる?」
…気がついてない…。
「忙しくても、まわりを見まわす余裕がないと、独りよがりになったり、慌てすぎて失敗するよ。
せっかく良い季節なんだから花を愛でるこころくらいもたないと」と。
 そのとおり。
花は比喩ではあるけれど、世の中自分だけじゃないいんだ。ふと立ち止まる余裕もたないと。
玄関からガレージまでだって、いろんな生命がそれぞれの精一杯の輝きをみせているんだから。
人間の世界も同じ。いろんな輝きや主張を見落さない視野と落ち着きをもたないと、良い政治ができないね。
 感謝。



5月26日(水)  おわび


わたしの古いパソコンの容量が飽和状態となり、ホームページへの日記のUPが滞っています。
至急対策を講じますが、何日か滞ったり、まとめてUPになるとか、不規則な状態になるかもしれません。
せっかくお読みいただいているみなさまには恐縮ですが、それでも毎日書きつづける努力はしてまいりますので、
何卒、お見限りなきようよろしくお願い申し上げます。

阿部 卓也 拝



5月25日(火) 「新人議員研修」


 昨日から「新人議員研修」なるものが始まっている。
明日を除く木金の計4日間。市役所の各部の業務分担と平成16年度施策についての説明・質疑なのだが、
やたら勉強になる。知らないことだらけだし、疑問に思っていたことが良くわかる。
 われわれ浜北市議会議員には、残された任期はあと1年2ヶ月。
悠長なことは言ってられないので、気合をいれてこの機会に勉強しまくり、めいっぱい、より良いまちにしてゆきたい。



5月24日(月)  「五月晴れ」


 ひさびさに快晴。今年は入梅が早そうなので、きょうからの"五月晴れウィーク"は5月の気持ち良さを堪能したい。
でも、今週はめちゃめちゃ忙しくてムリかなあ…



5月23日(日)  「がっかり」


 小泉首相どの。 外交を"政争の具"に使った感がぬぐえません。
曽我さんのご家族を来日させられなかったこと。
不明者の再調査の具体的な見とおしすら持ちかえれなかったこと。
多大な援助の約束を簡単にしてきたこと。
「制裁せず」という約束をかんたんにしてきたこと。
 なんかおそまつすぎて、世界から笑われますよ、日本外交。
外交とは、国と国とが利害をかけて、ギリギリまで根回し・下交渉して、
首脳は最後のトップ決断を仰ぐことのみ、そしてそこに「国の威信をかけた
トップの行動」がある、というのが外交のはず。しかし、今回はまったく話
しは煮詰まっておらず、ぶっつけ本番の感がした。そして、案の定やられたか、
という感じ。
 しっかりしてくれ総理大臣。明治・大正のしたたかな日本外交の歴史を紐解い
てみてくれ、と申し上げたい。



5月22日(土)  「事務所!?」


 やらなきゃいけないことがたまっている。
机が片付かない。事務用の仕事場が、事務所がなくなったので自宅になったのだが、
「職住一体」は良し悪しですね。資料とかが分散してしまうような不便さはないが、
「メリハリ」という意味ではあまりいただけない。特に子どもに乱入されたり、妻に
いろいろ使われたり。うーん、やっぱりいただけない!
 ほんとうは、平素から犠牲を強いているだけに感謝しなければいけないのだけど、
こうなると感謝が薄くなってしまう…
 今後は、自宅での事務作業は子どもの寝静まった深夜のみにして、昼間事務作業しな
きゃいけないときは、市役所の会派室(8人で共同のデスクが3つとパソコンが1台、
応接セット一式しかない。議員にもっと勉強できる環境を提供してくれー)を占有して
しまおう、と目論む今日この頃でありました。
 ま、でも本当は自分自身の能率をもっと上げて、即断即決でどんどん仕事片付ければ
こんなグチもでないのだろうけどね。反省。



5月20日(木)21(金)「合併協議会 〜新聞報道対比編〜」


 さて、今朝の新聞報道で(静岡県在住のみなさん)は昨日の合併協議会の最大の
懸案事項の成り行きをご承知かと存じますが、合併期日が決まりました。
「平成17年7月1日(金)」来年の7月です。
当初は「17年4月1日」が原則で話し合われてきたのですが、ここへきて電算
(各市町村の全データのはいったコンピュータなどのこと。いまは12市町村の
メーカーや方式がバラバラで互換性はない)の調整・統合作業の遅れや、
合併協での協議の遅れなどがあり、「少し合併期日を遅らせよう」という主張もあり、
それが通ったカタチでの7月1日となった次第です。
 そして、もうひとつ議論が白熱したものが「議員の身分」について。
編入合併なので、地方自治法の定数56名のところを、合併特例定数
(合併時から一定期間定員を増員してもよい)65名にして、浜松市46名は
そのままで、編入11市町村の議会は消滅し、旧11市町村ごとに定数を決めて
(19名を配分)選挙をやるという(案)について協議がされました。

   さて、今日は新聞報道と実際の会議の模様の対比を「私的解釈」でしてゆきたいと
思いますが、少しでも「見ると聞くとが大違い」ということにお気付きいただければ
幸いです。

 まず、「合併期日」について。
議論は二つに割れていました。「4月1日派」と「7月1日派」。
新聞では、「7月1日派」が無理やり浜松市長を抱きこんで決めさせたみたいな
書き方だけど、あれは「政治交渉」の本当の姿だと思った。
新聞は「密室協議に疑問」みたいなカッコいい書き方をして自分だけ良い子になってる感がするけれど、
それは違う。
表にでてこない内情をいえば、「4月1日派」は4月からはじまる平成17年度予算を組みたくない
(というより組めない!)というところがあったりする様子。そのカラクリはたぶん、
「合併するから17年度のことは考えず、16年度予算でめいっぱい借金作って、
あとは浜松市に押し付けよう」と考えていたフシがある。なので、延びるとカッコ悪いことに
なってしまったりしそうで、なにかとツライのである。
 「7月1日派」は"ホントに作業が遅れている"ところとか、今年度の継続事業を少しでも進めてから
浜松市に渡したい、でないと、"人口比での事業優先方針"などだされたら人口少数地域などは
ずっと事業が進まないことにもなりかねない、という危機感あるように見うけられた。
 そのふたつがぶつかりあうとどっちもどっちで譲れない。
合併協議会では、採決は多数決を原則にしていたが、分裂必至のこの採決を
「正副会長一任」にして、3人の話し合いの結果「7月1日」となった。
採決で対立が先鋭化するより、円満な解決を選択したといえる。
「12が1になる」ということは、それぞれがどこかで譲らなければならないし、
遅れているものを切り捨ててゆくというのも趣旨に反する。みんなそろって地域の底上げをはかることが、
「政令指定都市」をめざす大きな理由でもあるのだから。だから正しい選択であったと私は思う。

 次に「議員の身分」について。
新聞によると、一部委員から「定数を30に」という意見がでて紛糾、というような文字がおどっていたが、
一部委員というのは「学識経験者」の枠のかた。その「学識」については別に疑うところではないが、
「12市町村の合併」という、それぞれの地域が"こころのうちを搾り出すような気持ち"で発言している
心情をまったく無視した発言であり落胆した。
 今回の議論は、荒っぽく言えば特例法を適用して浜松市以外の市町村から最低1名の議員を新市議会に
おくることがいいのか、そんなことは無視して旧市町村のカベをとりはらって選挙をやったほうがいいのか、
という議論である。
 「合併」という特殊事情がなければ、ふつうに行政改革の観点から考えれば議員数は少なくてもいいと思う。
しかし、この特殊事情の「合併」には強者もあれば弱者もある。
今回は言うまでもなく、「強者」は「浜松市」であり、「弱者」は人口が少ない町村である。
 その「弱者」の立場はこうだろうと推測される。
「政令指定都市」という"錦の御旗"がひるがえっている以上、多少の犠牲、マイナス点等は敢えて不問にしよう。
なぜなら長いスパンで考えたら、今のままで町や村が立ち行くとは限らない。ならば将来のために、
住民に最低限の保証・安心感を持ってもらいたい。という苦渋の選択であったにちがいない。
でも、いきなりそれぞれの町や村のいわば「人権」というか「その町らしさ」をふみにじっていかれるの
だけは勘弁してくれ、というギリギリの心情からの「旧各市町村から最低1名(しかもその制度も期限付き)」
というカタチになっていると思う。
 会場で傍聴していて、その思いが端々から感じとれた。
決して、自分の地位にきゅうきゅうとしてではなく、その地域の住民の代弁者として、
しっかりと発言する「代表者」たちであったと私は感じていた。
これでこそ、北脇浜松市長が高らかに謳いあげた「クラスター(ぶどうの房)型政令指定都市
(地域の特性が失われることなく、たがいに尊重しあって助け合ってひとつのまちを創ってゆく)をめざす」
の体現であるし、その考えだからこそ、12市町村が合併作業に着手することを決めたのだと思う。
 しかし、その「学識経験者」はそんな弱き者たちの訴えをまったく無視して、
発言していた。(ようにしか私には感じられなかった)
だから、私はこの新聞報道は「真っ芯」を捉えていなかったと思っている。
 これが、新聞報道では見えない部分です。

まあ、多分に私見ですので、異論もあるかと思いますがご容赦ください。
以上、「見ると聞くとは大違いの、合併協新聞報道対比編」を終了いたします。
 



5月19日(水) 「合併協議会 〜基本確認編〜」


 本日、第8回天竜川・浜名湖地域合併協議会を傍聴。
初めての傍聴でしたが、非常に意義深い数時間でした。
いままでも聞きに来たかったんですけど、平日の昼間という
キビシイ時間帯の開催だったので"一般市民"としては参加しづらかった
ということもありまして、今回の初参加となりました。
 内容についてですが、新聞報道で出てこないホントに生活に直結したことも
決まってたんで、少し何日間かかけて、解説付きというカタチで
報告しておきたいと思います。

   今日はまず、「基本事項の確認編」 @ 合併協議会委員の構成   12市町村の「市町村長」「議会の議長」「その市町村を代表する
学識経験者1名(だいたいは自治会長さんや社会福祉協議会とか
商工会とかの会長さんが多い)」と全体を見渡せる学識経験者6名
(大学教授とか県職員とか女性の会代表など)の計42名で構成。
協議会の議長は北脇浜松市長。副議長が長谷川浜北市長、中谷天竜市長。
A 今回までは月一度のペースで開催されてきた。次回は6月10日。
B 合併してめざすことの共通認識は「平成19年9月1日に政令指定都市になること」
C 合併方式は浜松市が他の11市町村を吸収合併する。
D 12市町村ですり合わせしなければいけない事務事業は3265件。
いま現在も各市町村からセンバツされた職員が、すり合わせ作業に没頭中。
E 市役所は現在の浜松市役所におき、区割りが終われば、区ごとに区役所が置かれ、
そこで市民サービスの大部分は受けられる。
といったところでしょうか。

詳しくは協議会のホームページがありますので一度覗いてみてください。
http://www.tenhama-wa.jp

うーん、本編は長くなりそうなので、21日22日合併号くらいでUPします。
場合によっては、23日までかかるかも・・・

つづく。
 



5月18日(火)  「合併協前夜に思う」


 あす天竜・浜名湖地域合併協議会にオブザーバー参加の予定。
それに先だって午前中、市議会議員全員に行政当局
(ま、この場合市長という書き方でも良いが)から、
合併協に臨む浜北市のスタンス説明と意見聴取のための
全員協議会が開かれます。
 なので、今日は少し合併のことについて整理しておきます。
えーと、まず基礎。来年4月を目途に(数ヶ月遅れる可能性あり)
浜松市に周辺11市町村(浜北市、天竜市、引佐町、細江町、三ケ日町、
舞阪町、雄踏町、佐久間町、水窪町、春野町、龍山村)が編入合併される
予定で、現在急ピッチで合併協議がおこなわれています。その交渉の場が
「合併協議会」。ここで各市町村の意見・要望がぶつかることとなります。
 さて、本題。合併について、選挙戦中も選挙後も市民のみなさんとお話しして
感じることがあります。
「情報不足」「浜北市と他市のスタンスの違いがよくわからない」
「進捗が早すぎてわからない」「イメージとしてしか合併のことが考えられていない」
「合併について空想の期待と現実の不安のはざ間にいるひとが多い」
というようなことです。
 今日も、昨日おこなわれた「浜北市行財政改革推進会議」に出席された主婦のかた
とお話しをする機会があったのですが、やはり上記のような理由で「ついていけない
かんじ。しゃべろうにもいままでの流れがよくわからない」とのこと。ふつうの主婦と
したらそれがふつうだと思いますし、我々ですらわかりかねるところがあるのが現状。
少しわかりやすく実況すると、今の浜北市全体の合併に関しての状況をマラソンに例えると、
「先頭集団がぐんぐん先行して、後方の大集団はどんどん引き離されています。
後方のランナーには先頭集団の様子が直接はわからない模様。ときどき沿道の住民から
間接的な、しかも断片的な情報が入るのみのようです」といった感じでしょうか。

 市会議員(政治家)の役目というのは、前にも書いたように
「わかりやすい言葉で市民に状況を説明すること」
「市民の要望や疑問をなるべく詳しく行政に伝え、民意の反映を図ること」
これらに尽きると思っています。
 なので、あすの全員協議会の内容、合併協議会の内容しっかり把握して
報告しなければと考えていますし、市議会の全員協議会では発言の機会あらば
いままでみなさんからいただいてきた「民意」をしっかり伝えてこよう、
「疑問」をしっかり問うてこようと思っています。
 そして、「後方の大集団」をぐいぐいひっぱって「先頭集団」に追いつける
ペースメーカー役にならなくては、と気合をいれていってきます!
 



5月17日(月)  「黒酢」


なんだか梅雨の走りのような天候。じめじめと蒸し暑いですね。

「健康法」とまではいきませんが、選挙中から「黒酢」を飲んでいます。
血液がサラサラになるそうですが、確かにいろんな効果があるんだと思います。
"二日酔いしない""朝の寝覚めが良い"これは事実かも。
飲み忘れることもあるのですが、違いは歴然です。

 一度お験しあれ。



5月16日(日)  「農業を考える」


 農業指導員のかたと話す機会を得た。
後継者問題、外国産農産物の攻勢、経営規模の問題等々課題が山積みだと
いうことを再認識。
 最近の農業に関するトピックスを挙げると、「政令指定都市のおける
市街化区域農地の宅地並課税」とか「企業の農地所有を認める構造改革特区」などの
国内での"農業のありかた"が問われる問題から、「BSE」「鶏インフルエンザ」
などの"食の安全"問題、そして「FTA(2国間自由貿易協定)」
「WTO(世界貿易機関)」などの国際問題まで多様である。
 政令指定都市をめざすこの浜松地域は、実は大農業地域。
だからこそ、今のうちに長期的な展望のもとに、まず手がけられる農業政策を
打っていかなければと考えます。「…宅地並課税」の代替地施策とか、農地の集約化
施策とか。
国も農業政策の転換を図ってはいるようですが、あまりにも補助金一辺倒だったり、
自給率にこだわる割には減反という矛盾とか、国際社会のなかでの貿易立国日本の
取引材料に使われたりと、本当の日本農業のあるべき姿が、いままでの農業と政治の
しがらみでがんじがらめで、こんがらがってしまっている。
 こうなると、地道でも小さくても、地方でできることを実践してこそ本当の姿が
見えてくるものだと思うので、地方議員であってもがんばりたい。地方議員ができる
農業政策をつくってゆきたい。
 私の職務である「文教経済委員会」の所管には「農業」も含まれていますので、
こうやって考えをめぐらせながら、やりがいを感じてます。



5月15日(土)  「痛感」


 五月晴れ。気持ち良く歩く。
歩けば歩くほど課題は見つかってゆく。ホント勉強しなければ。
「できる」「できない」の回答や、「検討します」「調べてきます」への期待、
「どうしたらできるだろうか」「あらゆる制度の適用や応用」という知識、
求められるものに応えるための責任は重く、期待も大きい。
 ”時間が足りない”、と痛感する。
でも、”立ち止まることなくやるしかない”、とも痛感する。



5月14日(金)   「初議会」


 本日初議会。正確に言うと「5月臨時議会」。
選挙後初議会なので、正副議長の選挙、監査委員の選挙、農業委員、常任委員会の
配属決めなど一日選挙、選挙、の応酬。
 さまざまな思惑や仕掛けが交錯し、それぞれの人となりが見え、
「時の流れ・時の運」も垣間見て、濃密な一日であった。
 とにかく「じっと見ていよう」と決めていたので、余計濃密に感じた。
まず何事も経験と観察。それらの体験があればこそ正しい判断ができるようになるし、
「経験した」ということで、語る言葉も重くなるのだから。
 あとは、議員である大前提の基本原則。
「市民本位の立場」にいること。議員同士うんぬんではなくて、あくまで
市民のみなさんから負託をうけて議会にいるんだという基本をひとときも忘れないこと。
 そう考えながらの一日でありました。

 以下、とりあえずご報告。
私自身は、「文教・経済委員会 副委員長」となりました。
教育問題、新都市企業誘致問題などに精力的に取り組めるので楽しみです。
この週末に下準備して、週明けからレクチャー受けるための基本事項の整理と
「教育現場」学校などを見にいくダンドリをふんでいきたいと思います。



5月13日(木) 「怨みに報いるに徳をもってす」


 老子の言葉である。
私の座右の銘も老子の「上善水如」だが、きょうはこの言葉。
第2次大戦後、中国の時の指導者であった蒋介石が、占領軍であった日本に対して
用いたフレーズでもある。

 イラク。
インターネットを通じてアメリカの民間人の惨殺の模様が配信されるという
衝撃的なニュースがあった。殺人者のメッセージはまさにハンムラビ法典の
「目には目を、歯には歯を…」の実践であり、正当な行為だと言ってはばからない。
  "怨み"は忘れろといっても、そう簡単に消えてゆかないのが感情をもつ
人間の性(サガ)であろう。でも、ハンムラビ法典の上記の有名なフレーズの
あとは次のような教えになっていることも知って欲しいと思う。
 「目をつぶされた者は、相手の目をつぶさなければならない。
しかし、報復はそれだけにとどめなければならない」と。

   でも、本当はその"報復の繰り返し"にもはまり込まないように、
冒頭の老子の境地にすべてのひとが至ることを切に願いたい。
 厳しい判断であろうが、止めなければならない流れだから。



5月12日(水)   「精神の修養」


 夜、拳法の練習を見る機会を得る。

メリハリの効いた練習だった。
指導者の先導により、全員で気合をいれてひとつづつメニューをこなしてゆく。
ひとつのメニューが終わるとクールダウン。
そのときに一度姿勢を正す。すると、一瞬の静寂が道場を支配する。
そして、次のメニューの始動。
空気が張り詰めてゆく。気合が満ちてくる。
メニュー終了…そして、また静寂の時がくる。

「メリハリ」ということはこういうことをいうのだなあ、と実感。
また、拳法を含む武道というものはおしなべて精神性の高いもので、
精神の集中ができてこそ初めて、カタチができ、粘り強くなり、
勝負にも強くなってゆくものだろうし、元々「命を賭けて闘う」もので
あっただけに、"精神"のもつ重みはケタはずれであると思う。
 今の日本で失われつつあると危惧していた精神教育や礼儀作法など
大切なものが、今日の拳法の練習風景のなかにはふんだんにあった気がします。
 "スポーツを通しての人間形成"は世代のカベを越え、礼節を知り、精神を鍛え、
仲間を思いやる心を体得する、そんなすばらしいものなんだとあらためて実感した
ひとときでした。
 また、浜北市には「総合型地域スポーツクラブ」という"スポーツを通した
まちづくり、地域のコミュニティづくり"を推進してゆく制度があります。
全国で試行されいくつかの成功例もあるすばらしい制度です。
浜北市では、まだまだ認知されておりませんので、またあらためて
この制度については説明をさせていただきたいと思います。

 余談ですが、今日の拳法の"指導者"は高校の先輩であり、
JC(青年会議所)の先輩でもあるかたです。
仕事を自分で立ち上げられ、ビジョンをもって将来を展望されながら展開を
されておられ、JCでは非常に要点をついた論陣を張り、リーダーシップを
発揮されるかたです。この先輩の精神の原点がここでの長年の積み重ねに
あるんだなあ、と感じながら今日の練習を見学しました。
あらためて尊敬の念を表します。
 ただし、一部の関係者から疑問符がつくといけないので、
「深いプライベートまではよく存じ上げません」と補足しておきます(笑)



5月11日(火) 「自重と説明責任」


 市議会議員になって初の「全員協議会」開催。
いろいろここでご報告したいことや、感想等々書きたいこと多々ありますが、
まだ2週目。思いこみや勘違い、ひとりよがりがあるかもしれませんので、
ここは自重します。
全体像や諸所のかたちが見えてきたら、プライバシー等の守秘義務は守りつつ、
"政治のフロント"にいる者として「説明責任」をはたしてゆきたいと思います。

 しかし、「批判」をすることは簡単ですが、「説明責任」は難しいぞー。
  いわば、プラスもマイナスも事実をキチンとわかりやすく説明するということだから。
「アベタクヤ、またひとつ重い荷物を背負う」ということですねえ。
でも明るく前向きに、"袋背負いのこころ"でがんばります!



5月10日(月) 「非常勤講師 熊谷 弘」


 今日は朝から大雨。
雨を理由に身上の「歩き」をちょっとお休みして、午前中、熊谷弘元衆議院議員の
講義を聞きに浜松大学にいってきました。
 先にお断りしておきますが、私は熊谷先生の元秘書でありますが、
宣伝をするためにこの日記を使うわけではありませんので
(もちろん使ったっていいのですが。笑)以下の内容を
「まあ、元秘書だからな」と斜めに色眼鏡をかけて読まないでください。
ぜひ素直に読んでください。

   講義の内容がすばらしく、かつ面白かった。
熊谷非常勤講師の講義は毎週月曜の「国際政治経済論」と「日本政治論」の
2コマなのだが、まず「国際政治経済論」は、冷戦後の国際政治経済を読み解くために、
ポールケネディの「大国の興亡」、ジョージケナンの「Containmant policy」
フランシスフクヤマの「歴史の終焉」という著名な論文を引き合いに
内容にも触れながら、ヘーゲルの「弁証法」による思想の成り立ってゆくさまも
しっかり織り交ぜ、実に軽快に、実に明確に国際政治経済の動きを論じてゆく。
これらの論文を知らない人でも、すんなり理解できる話しかたであり、
国際政治経済を理解する上では、非常にすばらしい講義であった。
 つづく「日本政治論」。こちらは時間の関係ですべてを聞くことはできなかったが、
マキャベリの君主論を引き合いに、いまイラクでおこっていることや、
日本の政治の姿をわかりやすくくっきりと浮かび上がらせていた。

 こんなに面白い講義はなかなかない、と断言しておきます。
返す返すも、「元秘書」の日記でなければもっと大絶賛するのに、と思います。
さすがにこれ以上は「手前味噌だ」と言われかねないのでやめますが、
政治家という職務にあるかた、世論をリードするマスコミ関係のかたは、
少なくともぜひ一度聞かれると良いと思いますよ。
政治の基礎がはっきり認識できるはずです。

 余談ですが、かつて熊谷先生の著書が何冊かありましたが、
よく地元の支援者のみなさんから「辞書を片手に読まないと難解で…」と
こぼされたものですが、この講義では「辞書」は必要ありません。(笑)
ホント、わかりやすかったです。
「これが、在任中にできてれば諸々理解されたのかも」とも思いますが(笑)
 あんまり書くと、熊谷先生に怒られますね。

 なんにしろ、熊谷先生が永田町の呪縛から離れて、活き活きと講義をする姿は
仲人子としては嬉しくもあり、「浜松の次の時代を担う人材を育てなければ」と
政治家時代口癖のように言っていたことを、いま実践してくれていることに敬意です。



5月9日(日)  「イキにカンズル」


 昨日から、本格的に「歩く」ことを再開。
気持ちが良い。
選挙のかたづけや事務処理に追われてしかたなかったところもあるが、
ここ10日くらいあまり歩けなかったので、やはり政治は「歩いてつくる」ものだなあ、
と実感。
 国会での与野党の迷走や生活者感覚からの逸脱をみるにつけ、
「政治に信頼を取り戻すには、地方にいるわれわれががんばらないと」
との念を強くしていた今日この頃だけに、今日の"実感"は"手応え"があって嬉しかった。

「イキにカンズル」市議会議員職務のスタートの日々を過ごしております。



5月8日(土)   「イラクの狂気」


 戦争というものは狂気を引き起こす。
さすがに体験したこともないし、体験する事態に至らないように
全力で努力するのが政治家の役目と思っているので、「現場主義」の私も
これは次元がちがう話ですが、今イラクでおこっている「捕虜に対する非人道的行為」
については言及をしておきたいと思います。

 「大量破壊兵器を製造し、世界をテロの恐怖に陥れた」という理由で、
アメリカ主導で始まったイラク戦争。フセインも拘束されたにもかかわらず、
今だ問題の「大量破壊兵器」は見つかっていない。戦争という"命のやりとり"を
するという重大事項を、多くの国を「大義」のもとに巻き込んで始めただけに
今やアメリカの「正義」という立場は非常に厳しくなっている。
それだけに、アメリカの"焦り"がさせたことなのかもしれないが、
圧倒的優位にあり、国際社会のリーダーを自認する国の行為としては、
例えイラクでアメリカ軍が危険にさらされていようが、アメリカの民間人が
残虐な殺されかたをいていようとも、今回の捕虜ないしはそれに準ずる者に対する
「非人道的行為」は強く非難されなくてはいけない。
 かつて、人類の精神が未成熟な頃にこのような行為はあったのだろう。
しかし、近代世界が多くの尊い犠牲のもとに作り上げた「平和への誓い」や
「赤十字の精神」「人権を守る約束」の数々がある21世紀に、この行為が
あったことを衝撃をもって受け止めたい。

 イラクは宗教的にも民族的にも国内対立が根深く、正確な事実や状況が
不透明なことも確かである。だからこそ、わたしたち日本人は
「なにがイラクでおこっているのか」をよく見極めなければいけない。
今の日本にほとんどありえないこと(民族対立や宗教対立。
そして"事実上の占領下"にあるということ)が日々進行しているイラク。
 異国のニュースとして他人事にしないこと。
 なぜなら私達はみな「地球市民」なのだから。
 世界の秩序が今崩壊したら、いまの地球は昔とちがって
とりかえしがつかないということをお忘れなく。
今、人類は一瞬にして自滅するだけの「兵器」を持ってしまっているんだから。



5月7日(金)  「いよいよ本番!」


 今日市役所へ初登庁。
なんか、わくわくする。
この1年(ないしは1年半)ここでやる仕事いっぱいあるなあ、と。
それに、勉強しなければいけないことがたくさんあるということは
なんて愉しいことなんだろう、とも感じる。
 議員バッチも拝受する。少なくとも私の得票数の2341人分の重み。
しっかり仕事をしなければ、と胸に手をあて気合をいれる。
 さあ、明日からまた歩くぞ。現場は日々刻々と変わっているから。
イキの良いニーズを捕まえてイイ仕事をするために。



5月6日(木)   「皆既月食」


 昨日未明に皆既月食がありました。
しかしながら、浜北地方はくもりで見られませんでしたが。
福岡など西日本では幻想的な赤い月の皆既月食が観察されたそうです。
 幼い頃から天体には興味があり(というより、ただぼーっと見てるのが好き、
が正しいかな)寒い空気の澄んだ冬の夜、心地よい夏の夜なぞよく夜空を
見上げてました。なので、昨日は早起きして見てやろうと思っていただけに、
ちょっと残念でした。まだ一度も皆既月食というのは見たことがないので余計に残念!
 次回は2007年8月28日とのこと。
台風がこないことを祈りながら、また先の楽しみが増えたと"発想の転換"をして
良しとしましょう。



5月5日(水)   「こどもの日」


 今日は早めに仕事を切り上げ、桜之資(さくらのすけ 長男2歳)に
浜松まつりを見せにつれてゆく。天候がいまいちなので、凧はあきらめ、
夜の御殿屋台巡航にした。

 えー、一応浜松地域以外のかたに説明しておきます。
「浜松まつり」とは、江戸時代から続く浜松伝統のお祭りで、
もともとは初子の誕生を祝って凧上げをしたことがはじまりで、
いまでは各町内会対抗で大凧を揚げ、互いの糸を切り合う「ケンカ凧合戦」を
昼間日本3大砂丘のひとつ中田島砂丘で行い、夜は御殿屋台の巡航を
「激練り」と呼ばれる独特のラッパのメロディーにあわせて練り歩く、
というお祭りです。毎年5月3日〜5日まで行われます。
GWの人出NO1を福岡の「どんたく祭り」と競うくらいの大きなお祭りです。
もしご存知なかったかたは、来年以降ぜひどうぞ。
 で、桜之資クン。
肩車されてるのに、こぶしをつきあげ「よいしょ よいしょ」と肩の上で動く。
まったく、血は争えないなあ、と苦笑した。祭り好きの私なので、2歳なのに
祭りに血が騒いでいるらしい我が子に「気持ちはよーくわかる」と話しかけた
「こどもの日」でした。



5月4日(火)  「韓国情勢」


 アジア情勢について以前よりいくつかこの日記で取り上げていますが、
今日は韓国です。

 先般の総選挙で、野党ウリ党が定数299議席中152議席を獲得するという
大躍進をして第1党になりました。ウリ党はノムヒョン大統領の出身母体の政党で、
選挙前までは議席数でも60議席弱の少数与党でした。
ところが、議席数140弱の議席をもっていた議会内最大政党ハンナラ党が
121議席と敗退、第2党となりました。これで、日本より一足先に
韓国は「2大政党時代」に突入したことになりました。
これが先日の韓国総選挙結果の概要です。

 そして昨日、その2大政党がいくつかの協約を結んだとの報道がありました。
そのいくつかを挙げますと、
@「腐敗政治との絶縁」 韓国は政治腐敗が日本など比較にならないほどひどく、
元大統領が何人も逮捕されているくらいですので、うなずけます。
A「景気回復」 これは、どこの国にあっても、政党の枠を越えて目指さなければ
いけない至上命題ですので、当然ですね。
B「北朝鮮政策での協力」 これが注目点です。
もともとウリ党はノムヒョン大統領がキムデジュン大統領から引き継いだ「太陽政策」
(北朝鮮とは同一民族なのだから協力、助け合い、対話をしてゆかなければならない)
を掲げており、対するハンナラ党は伝統的に「親米・反北朝鮮政策」を取ってきました。
それが、今回の協約にはいったということは、少なくとも韓国は対北朝鮮に対しては、
国内がほぼ一致して"同一民族だから""朝鮮半島統一のために"という観点から、
今後韓国外交が、少なくとも今までよりも北朝鮮寄りになり、北朝鮮擁護的外交が
展開される可能性もあることは否定できないということにもなります。

 では上記のようなことで、なにが日本に影響がでるのかということですが、
例えば、12日から再開される6者協議(アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、韓国、日本)
にも影響がでてくるでしょうし、極端なことを言えば拉致家族問題で、韓国が北朝鮮の
発言を支持するような場面がでてくるかもしれません。そうしたら大変なことです。
日本の外交はいままで、辛らつな言い方をしますが、「アメリカ頼り」の部分が
多分にありました。地政学的なバランスからそれで通ってしまったという事実は
ありますが、しかし外交とはそんな甘いものではありません。
外交とは、国と国とが浮沈をかけて、死力を尽くして、あらゆる手段を講じて、
日々刻々と変わる情勢のなかで、真剣に争うものなので甘えていては
どうにもなりません。

 中国が台頭し、韓国にも反米感情が高まりつつある今日のアジア情勢。
いまこそ日本外交の真価が問われる時期にあることは間違いありません。

   いち地方議員であっても、こういう世界のなかの日本がどうなっているのか、
世界のなかの浜北はどう考えればいいのか、などについても情報開示をし、
問題提起をし、所見を述べあい、みんなで意識を高めてゆくことで、
政治環境を良くし、信頼を生み出し、住み良い国や地方をつくってゆく
一助になりたいと思っています。

 最後に、国会議員も地方議員も共通で持つべき意識についてです。
15年政治に取り組んできた体感でしかあませんが、己自身にも
いいきかせていることです。
政治家と呼ばれる方々すべてにも、これから政治をめざすかたがたにも
参考になれば幸いです。
「政治とは”外交からドブ板まで”幅広なもの。
そしてそれらすべてが市民・国民の生活につながっているはずです」



5月3日(月)  「スタート!」


 きょうは「憲法記念日」。
その憲法記念日に浜北市議会議員としての任期がスタートするという
荘厳な心境での平成16年5月3日となった。

 憲法92条によって「地方自治」の基本原則が別途「地方自治法」に
拠ることが規定され、同93条によってわれわれ地方議員が構成する議会の設置が
規定されている。

 昨今、憲法改正論議が現実味をもって高まっている。
よく9条が引き合いにだされるが、忘れてはならないのが、この92条から95条の
「地方自治」の項目である。特に財源の地方移譲を含めた改正に踏み込んでこそ
「真の地方自治」が実現されるときだと考えてきたし、阿部卓也の政治家としての
ライフワークは、この「地方自治・地方主権(分権ともいう)の実現」でもあるので、
今後地方自治のための現場ではなにが必要なのか、しっかりと体感してゆきたい。

   きょうこの日に政治家としてのキャリアをスタートさせることができる偶然を、
阿部卓也という政治家の使命として必然であったんだ、という歴史にしなければと
誓いつつ、第一歩を踏み出します。



5月2日(日) 「その次の時代をつくる」


 小中学生によくあいさつされる。微笑みかけられる。「あべたくー」と声も掛かる。
照れくさいが、うれしいことである。
 選挙戦で、わたしの街宣車は特徴的であったらしい。
「親しみやすさ」をめざし、棒読みでなく"感情こめて""ユーモア""状況対応"をした。
(正確にいうとすべて私も乗車したわけではないので、「したらしい」)
例えば、「キムタクに名前が似ているあべたくです」とか「柿が大好きなあべたくや」とか。
また、私自身も老若男女問わず、だれにでも同じように話しかけ、握手を求め、手を振られたら必ず駆け寄る、
というように心がけた。
 その街宣方法には賛否両論あるであろうが、とにかく子供や学生に「選挙」「政治」に親しみをもってもらったことに
意義があったと思う。あとはもっと内容に関心をもってもらうこと、近い将来"自然な気持ち"で、
「自分自身の価値観を持ち」「地域を住みやすくしよう」「政治にも積極的にかかわろう」「選挙にいこう」と
思ってもらうことができたら、この地域もこの国ももっと良くなれると思うので、
名前もわからない彼らだけれども、「あべたく」はいっしょに歩んでいきたいと思う。
選挙権の有る無し、社会認識の高低は関係なく、選挙前の約束どおり教育現場を見に行き、
彼らの遊び場ものぞき、同じ目線で物事を見てきたい。
私の経験則や価値観だけではなくて、大人の見方だけでなくて、この時代の彼らの目線で。
 次の時代は私たちの世代がつくるためにがんばる。
 そしてその次の時代は、間違いなく彼らがつくってゆくんだから。



5月1日(土)  「EU拡大」


EU(欧州連合)に中東欧など10カ国が加盟。EUはじつに25カ国、人口4億5千万人となった。
欧州における東西の所得格差によって生じる、労働力の移動問題や拠出金の使途の偏りなどリスクは山積してはいるが、
「意義」を持って25ヶ国は小異を乗り越えてEUをかたちづくっている。
「意義」とはなにか?
いくつかを羅列すると、
まず「イデオロギーの時代(東西冷戦)後の民主主義を守ること(共産主義のような独裁体制などに回帰することの回避)」
つぎに「地域内での経済競争を激化させ地域全体の競争力の底上げ」
そして、「世界の中での存在感の確保」である。
 アメリカ、中国、EU、ロシア、日本。世界にはパワーの中心点になる「極」がいくつか存在する。
はたして、日本はこの「極」でありつづけられるのか、また、ありつづけるためにはなにをしなければいけないか、
日本のこれからの舵取りをする政治家の責任は重い。
 本当に、このEUの挑戦から学ぶことは多いはずだ。
現在わかっているのリスクの開示。各国の状況の確認。将来の設計図の明示。
そしてそれらの調整に必要な機関や期限の設置。責任の所在の明確化。
EUではこれらのことの実証実験がおこなわれているようなものだ。
じっと目を凝らして観察してゆかねばならない。
 翻って、いま浜北が直面している12市町村の合併も、きちんと「意義」が確認されているか、
EUにおける国家間ならぬ、12市町村間の調整機関はキチンと機能しているか、今が確認できる最後のチャンスだ。
あさってから始まる"最後の"浜北市議会議員の職責もまた重い。